在間秀和

観天望気

「観天望気」ということばがあります。
 随分昔、40年程前になるでしょうか……。山が好きで、よく山歩きをしていた青年のころ読んだ本に『山の気象と観天望気』という本がありました。今では色も変わったその本がまだ本棚に並んでいます。「昭和49年7月1日発行」で「日本登山学校編 株式会社日本文芸社発行」となっています。
 この本のタイトルとなっている「観天望気」ということばを耳にすることはあまりありません。その本では、「大空を見わたして、空の色、風の流れ、遠くの山の霞みぐあい、空に浮かぶ雲の形や動きなどを観察して、これから少し先の天気変化を予想すること」と説明されています。広辞苑第6版では「空の状況を観察して、天気を予測すること。雲形、雲の動き、風、太陽や月の見え方などから経験的に予想する」と書かれています。何故か昔からこのことばが頭に残っていました。
 このたび、柄にもなくホームページを立ち上げました。そこに別にテーマもこだわらずに思いつくままを書いて見ようという気になり、そのコーナーを「観天望気」と名付けることにしました。それほど深い意味があるわけではありません。空を見上げてふと頭に浮かんだことをとりとめもなく残しておこう、という程度のものです。どこまで続くかわかりませんが……。

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